代表あいさつ
お客様の暮らしを豊かにするために、時代のニーズや価値観の変化にも柔軟に応えられる多角的な経営をめざしています。
私は、鹿児島県徳之島という自然あふれる島で生まれ育ちました。
いつか家を建てるなら自然の中にログハウスを建てたいという強い憧れが『ワールドホーム』という会社を作るきっかけでした。
しかし、ログハウスは日本の風土や住宅環境に適さないことを知ります。それはお客様のこんな一言でした。「団地の中にログハウスなんて違和感があるわ…。」
私は私の憧ればかりを追い、お客様が何を求めているのかを見失っていたように思います。そこから、お客様の要望に応える家づくりを目指すことにいたしました。少しづつですが受注をいただけるようになって会社も軌道に乗ってきたころ、私はまたある人の言葉に衝撃を受けたのです。
「日本の家の建材の化学物質が病気を引き起こしているのだ。そんな家を建てている建築会社の責任は重い。」と。私の娘も酷いアトピー性皮膚炎を患っていました。その原因がまさか、「お客様のために」と取り組んでいた家つくりにあるなんて…とてもショックでした。それと同時に、娘の様な苦しむ子供たちを増やしてはいけないという使命感も沸き、私は化学物質を排除した自然素材で家を作ることを決意しました。
身近にいる人をまずは幸せにすることから始めよう、地域に根付いてエコロジーな家を作ろう、そう考え『成田エコハウス』と改名致しました。
1992年の会社設立から、私はたくさんの人との出会いの中で、色々なことに気づかされ、そして成長させて頂きました。いつかその方たちへのお礼や恩返しをしたいと常々思っていました。そして2013年、人生をより楽しく、幸福感を感じられる場所を作りたいと『住宅型有料老人ホームクローバーホーム成田』を開設いたしました。入居者様の笑顔に触れる度、この場所を作れた事を誇らしく思えます。
私は長く、お客様の「家つくり」に携わってきましたが、近年「暮らし方」の変化を感じる事が多々あります。不安な経済状況や、雇用形態が多様化する中で、従来の「家つくり=マイホームの取得」という構図は当たり前ではなくなってきているのだと思います。何かを「所有する」よりも、「利用する」「シェアする」事で、それぞれの思う豊かな暮らしを手に入れようとする人たちが増えているのだと思います。
時代のニーズや価値観が変化していくのであれば、私たちもお客様の要望に応えていかなければならない。私たちグループはその使命感をもって、建築部門、介護部門、不動産部門、シェアハウス部門、飲食部門と多岐にわたり事業を展開することにより、たくさんのお客様に必要とされる会社を目指し、日々努力を惜しまず取り組んで参ります。
代表取締役 稲村 修治
企業理念
私たちは、“自然”と共に
“地域”に根ざした家づくりを通して、
お客様へ最高の住環境を提供いたします。
全国区の大手ハウスメーカーのTVのCMや広告の効果で、「マイホームつくり = 大手ハウスメーカー」と連想されるお客様は多くいらっしゃいます。
大手ハウスメーカーの家も素敵です。しかし、私たちは家づくりはもっと地域に根づいたものでなくてはならないと考えています。
地元の工務店だから出来る事は、例えば地震や災害時などすぐにお客様のもとへ駆けつける小回りの良さ、一人一人のお客様のご相談にとことん付き合う姿勢、地域ならではの情報網を使ってお客様に有益な情報を発信していく事など…。
地域を良く知るスタッフや関係業者さまたちが全面的にお客様の暮らしをバックアップできるのが、地元工務店の強みであり、役割です。
私たちはその役割を担うべく、日々お客様との対話を大切にし、今もこれからも地域の人たちに愛され必要とされる企業であり続けたいと考えています。
そして私たちがつくる家は、木が持つ癒しの効果や善玉菌の活性化による健康効果など、自然の力を借りることで、エコロジー(自然環境に負荷をかけない)な暮らし方を提唱するものです。自然との共存は、健康で豊かな住環境の創造へとつながります。
私たち「成田エコハウス」は、今もこれからも、お客様の豊かで幸せな暮らしを実現するため、最高の住環境を創造し提供いたします。